極力、国産の無垢材や瓦など自然素材にこだわり、大工・屋根・左官・建具・家具他、磨き抜かれた伝統的な職人の技が形だけの贅沢さではない、真に豊かな生命を住まいに吹き込みます。
ほぼ総2階の間取りでありながら、ポーチ・アプローチに深い軒を出すことにより、美しいフォルムを生む外観。
白木の木組み、漆喰の塗り壁、深い色の腰壁が凛とした落ち着きのある空間を醸し出しています。
閑静な住宅地にしっとりと溶け込こみ、気品のある佇まいは落ち着いた暮らしをを望む、お施主様の思いをかなえました。
特に意匠を凝らしたのは、職人の手作りの格子や引き戸、杉板の水屋といったオリジナル家具。
自然塗料のオスモカラーで丁寧に手塗りをして味わいを出したリビングの床と、シックな民芸家具とが見事に調和しています。

「木の芳しい香りや、障子から注ぐ柔らかい光に毎日癒やされています。こんなに心休まる気持ちのいい家が出来て、本当に満足！」とお施主様からも、喜びの声を頂いております。