窯元が点在する伊部の町並みにすっきりと建つU様邸。
白壁に杉の焼板を張り巡らせた外観は、どこか蔵屋敷を思わせる端正な美しさ。
木組みの玄関庇や杉板張りの軒にも職人技が冴えます。
以前お住まいの家を何度も修繕したU様とはかれこれ20年のお付き合い。
気心も知れ、信頼も寄せていただいておりました。
ご両親と娘さんの三人暮らしのため、間取りはコンパクトで動き易く。
リビングは暖かみのある色調で統一し、母娘で使うキッチンは巾広のカウンターや強化ガラスの間仕切り壁で広く見えるように工夫しました。
国産のヒノキやケヤキ、杉を随所に使った和室は、木の家造りの真骨頂。
白木の建具で落ち着きと品のある空間に仕上がりました。
玄関ホールには、スズランをイメージした奥様のお気に入りの照明を使い、和風ながらどこかモダンな雰囲気も演出しました。
新居をご覧になったU様からは「想像以上の出来映えで大満足！」とのお声を頂きました。